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 2009ワールド・アライアンス・フォーラム報告 

2009ワールド・アライアンス・フォーラム報告 

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2009年10月2日、東京ミッドタウンホールにおいて、2009ワールド・アライアンス・フォーラムを開催しました。ワールド・アライアンス・フォーラムでは当財団が進める活動の報告や新しい基幹産業を創設するにあたり望ましい企業のあり方などを報告してまいりました。本年は例年に加え、映像やプロジェクトブースを活用し、例年より参加者との意見交換ができるよう新たな試みも始めました。

会議では、最初、アライアンス・フォーラム財団の沿革を紹介の後、財団が進めるプロジェクトの進捗状況ついて担当者が報告を行いました。

【プロジェクト活動報告】
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スピルリナ・プロジェクト
昨年からスタートしたプロジェクトは本年8月に12名の学生を中心とした派遣団によるキックオフが無事完了し、次のステップとして対象地域において継続的に無償でスピルリナの提供する予定です。
    スピルリナ・プロジェクトのページはこちら>>
    スピルリナ・プロジェクトの「活動レポート」はこちら>>

遠隔教育・遠隔医療分野
バングラデシュでの遠隔医療への取り組み、アフリカでのXVDによるデモンストレーションの報告がなされました。
     bracNetプロジェクトのページはこちら>>

マイクロファイナンスの専門家養成コース

今年9月からバングラデシュのBRAC大学と共同で開講し、その報告をいたしました。
     マイクロファイナンスのページはこちら>>
     マイクロファイナンス「活動レポート」はこちら>>

今回は30名近くの日本人に参加いただきました。また、来年2月には第2回の導入コースを開催します。

【公益資本主義研究部門】
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当財団公益資本主義部門研究員による「公益資本主義とは何か」というパネルディスカッションが行われました。ディスカッションではイノベーションを生み出すためには長期的な視野での投資が必要なのと同時にそれが社会に定着するための制度が必要であるということを「自転車の発明と普及」を例としたユーモアのある意見交換がなされました。
     公益資本主義部門のページはこちら>>

【会場外でのイベントブース】

waf4.jpg本年の会議では会議外にイベントブースを設け、各プロジェクトのブースによる展示ならびに発表会が行いました。スピルリナ・プロジェクト、マイクロファイナンス、公益資本主義、遠隔医療・教育、XVDによるデモ、当財団主催のスタディーツアーの6種類が設置されました。スピルリナ・プロジェクトでは8月に参加した学生がザンビアのモンボシ村で行った活動についての報告と体験談について映像を交え報告しました。また、XVDのブースでは低帯域の環境下ながら高画質であるXVDを使った映像を実際にバングラデシュのbracNet社とつなげた実演を行いました。

【ザンビア政府を代表して】

waf5.jpg本会議では、ザンビア政府を代表し、ムビクシタ・W・レワニカ駐日大使による招待客講演が行われ、当財団が進める民間による途上国支援について期待したいと述べました。

 

【パネルディスカッション】

waf6.jpg当財団代表理事の原をコーディネーターに株式会社セブン&アイ・ホールディングス名誉会長 伊藤雅俊氏、一橋大学名誉教授 野中郁次郎氏、東京大学経済学部長 吉川洋氏をパネリストに、「新しい産業をささえるための新しい資本主義の仕組みを語る」をテーマにパネルディスカッションを行いました。各パネリストは産学とそれぞれの立場から、有用な意見がなされました。

本ディスカッションの詳細は週刊ダイヤモンド(10月24日号)に掲載されました。また、WEDGEの2010年2月号に広告が掲載予定です。

参加者の声

今回のフォーラムに参加された方から様々な意見をいただきました。その一部を紹介します。

●大変わかりやすくなりました。活動内容が充実して来たことを実感しました。(男性)

●非常に考えさせられたと共に、今後の自身の行動に生かしていきたいと思います。考えを共有するだけでなく、どれほど多くの方が、実践までつなげられるかだと思うので、他の企業などの理念を共有できる事例も今後知っていきたいと思いました。(男性)

●このような会をもっと地方で聞いていたら、多くの方に影響を与えられるのでは。(女性)