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第2回 スピルリナ効果測定の開始が決定

スピルリナプロジェクト

2012~13年にかけて実施され、慢性栄養不良の症状の1つである低身長改善効果が見られたザンビアでのスピルリナの効果測定
保健省やコミュニティ開発母子保健省などの評価の後押しもありこの度、裨益人数を500名に拡大させた第2回効果測定の実施が決定しました。

このプロジェクトは、国連主導の栄養改善の取り組みであるScaling Up Nutrition (SUN)の支援を受けて、2013年よりザンビア政府が取り組んでいるThe First 1000 Most Critical Daysプログラムの一環として実施されます。

このプログラムは胎児~24か月の1,000日間の栄養状態の改善をターゲットとしたもので、子供の栄養改善のために介入すべき最も重要な期間として捉えられています。
効果測定の実施地域は、ザンビアの中でも最も低身長の割合が高い地域の1つとされ、その効果を国連組織とザンビア政府の保健関連組織と共に検証していきます。スピルリナの栄養改善の効果がザンビアで認められれば、栄養改善の手段の1つとしてのスピルリナの普及にもつながります。

今後もこの場でプロジェクトのアップデートをお届けしていきますので、ぜひフォローしてください。

◇写真:第一回効果測定の様子=スピルリナ入りのポリッジを食べている子供
第1回効果測定の時の様子

【採用情報/正職員】東京オフィス グローバル人材育成部プログラム・マネージャ

採用情報

アライアンス・フォーラム財団では、マイクロファイナンスを中心とした事業を展開する人材育成部のさらなる拡大を目指し、今回、グローバル人材育成部プログラム・マネージャ(正職員)を募集いたします。

当財団は、日本を代表するベンチャーキャピタリスト原丈人のもと「次世代の技術を使って世界を変える」をモットーに国際的な活動に取り組んでおります。

2011年の一般財団設立後、当初数名程度だったスタッフは現在15名を数え、バングラディッシュオフィス、ザンビアオフィスには駐在員を置くまでに拡大しています。今まさに成長を加速している段階にあります。
事業としては、人材育成事業を始め、発展途上国での栄養改善及びパートナシップ事業、資本主義研究事業など財団の理念に則った活動が中心です。

アライアンス・フォーラム財団では、2009年からマイクロファイナンスに着目し、バングラディッシュにおいて、BRAC大学のご協力のもと研修を開催し、受講者はのべ170人に達しています。また、本年度3月にはアフリカ ザンビアにて、横浜市立大学看護学部の学生と企業からの参加者より結成されたスタディツアーを実現しました。さらに、12月には、アフリカ開発銀行及びCOMESAと連携し、ザンビアにてマイクロファイナンスコースを開催するというスケールの大きな事業に取り組んでおります。
来年度に向けて、グローバル人材育成部のさらなる事業の拡大と、安定したマネージメントを実現するために、プログラム全体を取り仕切るマネージャの採用が急務となっております。今回採用する方には、既存のマイクロファイナンスに関する事業をベースにしつつも、従来の枠組みを超えた新しい人材育成部の形成を目指し、ご活躍いただく予定です。
世界を舞台に、人材育成事業のプログラム・マネージャ職に取り組みたいというバイタリティー溢れる方のご応募をお待ちしております。

<募集条件>
【職種】東京オフィス グローバル人材育成部プログラム・マネージャ

【主な業務内容】
・グローバル人材育成部のマネジメント業務(方向性の決定、戦略立案、プロジェクトの推進、収支計画作成、スタッフの指導)
・新規事業案件の発掘に向けた情報収集、営業活動、及び提案書類の作成

【応募条件】
・アライアンス・フォーラム財団の理念に賛同される方
・日本語と英語で業務を遂行できる方(海外での在住経験がある方が望ましい)
・パソコン(WORD・EXCEL・PPT)を使用できる方
・5年以上の民間企業での経験がある方
・年齢不問
・ベンチャー / 事業立ち上げ経験、組織(規模不問)運営経験あればなお可
【求める人物像】
・チームを率いるリーダーシップのある方
・民間企業でマネージメントや新規事業開発の経験がある方
・多彩で幅広い業務に前向きに柔軟に対応できる方
・仕事にやりがいを求める方
【仕事のやりがい】
・既存のパートナー企業は日本を代表する企業であり、社会にインパクトをもたらす活動に関わることができます
・新しいことに取り組む組織ですので、同じ志を持つスタッフと議論しながら仕事ができます
【募集背景】
・部門の業務拡大に伴い、マネージメントが急務なため

【勤務地】当財団東京オフィス(アフリカや南アジアへの海外出張あり)
【勤務開始時期】2015年1月上旬(応相談)
【募集人員】1名
【雇用形態】正職員(試用期間3ヵ月)
【待遇】経験を鑑み、当団体の規程により、待遇を決めます。
【選考方法】第1次審査(書類)、第2次選考(面接)、第3次選考(面接)
【応募方法】履歴書、職務経歴書及び志望動機(A4サイズ2枚以内)をメールにてご送付ください。
【書類送付先】 recruit※allianceforum.org (※を@に変えて送付してください)
 担当者:加藤 厚子
【最終締切】 2014年12月18日(木)

12/11(木)セミナー開催 【第3回】「途上国ビジネス・スクール~先進企業から学ぶ成功のヒント~」

途上国支援事業関連

アライアンス・フォーラム財団では、シリーズで開催しているセミナー「途上国ビジネス・スクール~先進企業から学ぶ成功のヒント~」の第3回目を開催します。

今回のテーマは、「いかに消費者の嗜好、隠れたニーズや購買心理を理解し、商品を売るか」

途上国事業で成功する先進企業はどの消費者理解の手法を取り、どのような視点で分析するのかを学ぶことで、現地のニーズを捉え、競合の追随を簡単に許さない商品企画やマーケティング戦略立案のためのヒントをお伝えします。
ゲストスピーカーには豊富な製品ポートフォリオを持ち、高いマーケティング能力を持つロート製薬株式会社様と、唯一無二の技術を武器にグローバル市場でも知名度のある一押し製品を持つ住友化学株式会社様をお迎えします。強みや特徴の異なるゲストスピーカーの2社では消費者理解の調査手法や視点も異なります。
本セミナーではゲストスピーカーの方々とインタラクティブに質問や議論を交わす機会を設けています。

◆ 開催日:2014年12月11日(木) 15:00-17:00 (懇親会 17:00-18:00)
◆ 後援:一般財団法人国際開発機構(FASID)
◆ 場所:FASID セミナールーム( http://www.fasid.or.jp/about/8_index_detail.shtml)
◆ 対象業界:一般消費財、製造業(食品、家電、日用品など)
◆ 対象者:海外事業、または新規事業担当者
◆ 参加費:3,000円/人
◆ 定員:40名(抽選) ※お申込み締め切り日:12月7日(日)

詳細・お申込みは、こちらのページより

【第4回AFFカフェ★GREEN NIGHT 2014】開催のお知らせ

スピルリナプロジェクト

注目のスーパーフード「スピルリナ」について知って、食べてアフリカの栄養改善に貢献しませんか?
アライアンス・フォーラム財団では、毎年開催している「スピルリナ」に関する取り組みの報告会を今年も12月18日(木)に行います。
ザンビア栄養改善プロジェクトの経過報告とスピルリナ入り大麦麺『麺むすび』と11月にポンパドウルより発売されたスピルリナパン2種の試食会を兼ねています。
カフェでゆったり楽しく話すような感覚で、ザンビアや多くの途上国が抱える慢性栄養不良の問題について知り、スピルリナ食品を食べて、栄養改善に貢献しませんか。

■ 日時:2014年12月18日(木) 18:00-20:30(受付開始:17:30)
■ 場所:外苑前アイランドスタジオ
■ アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩5分
■ 地図:http://www.ai-land.co.jp/studio/access.htm
■ 参加費:1,000円
 (スピルリナのカラーの「緑」を身に付けてきた方は800円)
■ 定員:50名(締切は12/14(日)応募多数の場合は先着順となります。)

詳細・お申込みは、こちらのページより

ザンビアでスピルリナを初収穫 

スピルリナプロジェクト

アライアンス・フォーラム財団では、ザンビア共和国での「栄養改善プロジェクト」において取り組んでいた、「スピルリナ」のパイロット生産を成功させ、屋外試験プールからの初収穫を達成しました。

この取り組みは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の【第5回協力準備調査(BOPビジネス連携促進)】採択案件の一つであり、「アフリカ原産食用藻(スピルリナ)を用いた地産地消型栄養不良改善事業準備調査(BOPビジネス連携促進)」として、アライアンス・フォーラム財団がDIC株式会社より技術支援を受けて2013年12月より進めているものです。
本件ではただ栄養価の高い食品を寄付する支援とは一線を画し、少量で高栄養のスピルリナを自国生産することで、途上国が将来的に「自立」して自らの栄養不良の課題を解決できるようになるための活動である点が大きな特徴と言え、今回の収穫成功によりその達成がより現実的なものとなりました。

詳細につきましては、こちらのニュースリリースをご覧ください。(PDFが開きます)

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