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2012.5.21開催 AFDP太平洋島嶼国首脳・経済人会議(報告)

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2012年5月24日、アークヒルズにて、AFDP太平洋島嶼国首脳・経済人会議をアライアンス・フォーラム財団主催で開催しました。

この会議は、翌25日から3年に1度開催の第6回太平洋・島サミット(PALM6)を前に、太平洋島嶼国14カ国(地域)の首脳と日本を代表する18の企業経営者が一堂に会し、太平洋島嶼国の様々な課題を民間がどのように解決していくかをテーマに話し合われました。

会議に先立ち、前原誠司民主党政調会長より、アライアンス・フォーラム財団が推し進める「公益資本主義」の価値に基づいた島嶼国における自立と日本との共存共栄の関係を作り上げることを期待したいとのお言葉をいただきました。

 

日本の高度な技術が 島嶼国が課題とする問題を解決する

 

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次にPALM6の議長国であるクック諸島のヘンリー・プナ首相より、太陽光発電などの技術などは島嶼国にとても有用な技術であり、日本企業の高い技術力には大変関心を持っている、本会議ではそういった企業との強い関係を持てることにとても感謝しているとのスピーチがありました。

 

日本を代表する企業が最新技術を発表

本会議では参加企業の中から4社より太平洋島嶼国への最新技術の発表がありました。

(1)有機太陽電池事業の展開/三菱化学株式会社 取締役社長 石塚 博昭様

(2)東レの膜および膜処理システム/東レ株式会社 科学技術担当 栗原 優様

(3)プラスチック廃棄物等の再活用他/ロート製薬株式会社 環境開発事業部部長 石田 正彦様

(4)スーパーソルを活用した雨水貯留システム/株式会社トリム 代表取締役 坪井 巖様

 

 プレゼンの後に、島嶼国を代表して、サモアのツイラエパ首相が、日本企業の最先端の技術を活用し、政府としてリーダーシップをとりながら、日本との経済的パートナーを深めていきたいとの発表がありました。

最後に、アライアンス・フォーラム財団代表理事の原丈人より、最先端の技術へのアクセスを提供することによっていかなる国の問題も解決したい、次回はこの会議に参加した企業全社がプレゼンテーション出来る機会があればと述べ、宣言文において、本会議参加の太平洋島嶼国と日本企業は、太平洋地域と島嶼国の持続可能な発展が世界経済・社会の未来に枢要な役割を果たすことに鑑み、ここに将来に亘って相互に戦略的事業提携関係の構築を目指していくことを確認しました。

 

民間の力で世界に必要とされる日本をつくる

太平洋島嶼国と政府とのサミットは過去5回にわたり行われてきました。ミクロネシア、パラオなど日本にゆかりの深い国もありますが、近年では06年から中国が首脳級政府間会議を始め、韓国やロシアも閣僚級の政府間会議を開始し、日本の存在感が薄れつつあります。そのような中で、AFDP太平洋島嶼国首脳・経済人会議(AFDP会議)を初めて開催することとなりました。日本を代表する民間企業トップ、そして島嶼国の首脳が一堂に会するインパクトは非常に大きいものです。太平洋島嶼国の排他的経済水域(EEZ)は中国の陸地面積の約2倍にも及ぶ広大なエリアです。この地域での、民間資本による島嶼地域への支援スキームをいち早く進め、世界に必要とされる日本となるようアライアンス・フォーラム財団は人と技術を通して途上国の橋渡しを進めていきます。

 

会議概要/参加国首脳・経済人

1.開催日時 2012年5月24日 10時30分~11時40 分

2.開催場所 アーク森ビル 独立行政法人日本貿易振興機構内会議室

3.主  催 アライアンス・フォーラム財団(国連経済社会理事会特別協議資格承認非政府機関)

4.共  催 独立行政法人 日本貿易振興機構

5.後  援 外務省

6.共同議長 原 丈人(アライアンス・フォーラム財団 代表理事)、丹治幹雄(AFDP太平洋島嶼国首脳・経済人会議 事務局長)

7.参加国・参加企業代表者

クック諸島   ヘンリー・プナ首相 (PALM6議長国)

キリバス共和国   アノテ・トン大統領

ミクロネシア連邦   エマニュエル・モリ大統領

パラオ共和国    ジョンソン・トリビオン大統領

ナウル共和国   スプレント・ダブウィド大統領

マーシャル諸島共和国    クリストファー・ロヤック大統領

サモア独立国   トゥイラエパ・マリエレガオイ首相

ニウエ   トケ・タランギ首相

バヌアツ共和国   サトー・キルマン首相

トンガ王国   トゥイバカノ首相

ツバル   ウィリー・テラビ首相

ソロモン諸島   ゴードン・リロ首相

パプアニューギニア独立国  ガブリエル・ドゥサバ駐日独立国特命全権大使

ニュージーランド   ジョン・ヘイズ外務大臣補佐官    

PIF事務局     トゥイロマ・スレイド事務局長

 

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オリックス株式会社 取締役 兼 代表執行役会長・グループCEO 宮内義彦様

株式会社 カプコン 代表取締役会長CEO 辻本憲三様

北野建設株式会社 代表取締役社長 北野貴裕様

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 代表取締役会長 会長執行役員 村瀬治男様

コクヨ株式会社 代表取締役 社長執行役員 黒田章裕様(代理)松下正様

株式会社 住生活グループ 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 藤森義明様

首都高速道路株式会社 代表取締役会長兼社長 橋本圭く一郎様

住友精密工業株式会社 代表取締役社長 神永晉様

田辺三菱製薬株式会社 代表取締役社長 土屋裕弘様

デフタパートナーズグループ会長 原丈人

東京エレクトロン株式会社 取締役会長 東哲郎様

株式会社 トリム 代表取締役 坪井巌様

東レ株式会社 代表取締役社長 日覺昭廣様・代理 代表取締役副社長 藤川淳一様

日清食品ホールディングス株式会社 代表取締役社長・CEO 安藤宏基様(代理)成戸隆之様

日本航空株式会社 代表取締役会長 大西賢様

日本航空株式会社 常務執行役員 藤田直志様

三井不動産株式会社 代表取締役社長 菰田正信様

三井不動産株式会社 常務取締役 北原義一様

三菱化学株式会社 代表取締役社長 石塚博昭様

三菱レイヨン株式会社 取締役会議長 鎌原正直様

ロート製薬株式会社 代表取締役会長兼CEO 山田邦雄様

(社名五十音順)

2012年3月16日開催 ITあわじ会議(報告)

awaji-001.jpgアライアンス・フォーラム財団では、国内外からIT分野の学識者、経営者等が一堂に会し、最先端技術の動向把握や意見交換を行い、次世代ITビジネス産業の創生に向けた気運醸成を図るため、「ITあわじ会議」を開催しています。
今年は、東日本大震災による原子力発電所事故がもたらした大きな被害の経験を踏まえ、エネルギーのあり方が問われているなか、社会全体としてエネルギー・テクノロジーにいかに取り組むべきかについての意見交換を行いました。

会議の詳細、報告書につきましてこちら(PDF)をご覧下さい。


1 日時:

2012年3月16 日(金曜日) 13 時30 分~17 時55 分
2 場所:

淡路夢舞台国際会議場(兵庫県淡路市夢舞台1番地)
3 主催:財団法人原総合知的通信システム基金、兵庫県
4 後援:アライアンス・フォーラム財団、

総務省、経済産業省、外務省、関西経済連合会、関西経済同友会、兵庫ニューメディア推進協議会
5 参加者:225 人


6 テーマ:「新しい時代を創造するエネルギー・テクノロジー」



新しいエネルギー技術のプレゼンテーション



a) 株式会社日本計画機構代表取締役 堂脇直城
地域バイオマス原料による水素エネルギー事業



b) 株式会社東芝電力社技師長 風尾幸彦
地熱発電の技術とプラント輸出



c) 立命館大学衣笠総合研究機構・研究員、工学博士 亀井敬史
トリウム溶融塩炉による原子力発電



d) 三菱化学株式会社情報電子本部執行役員OPV 事業推進室長星島時太郎
次世代太陽電池が果たす産業界への役割



e) コクヨS&T株式会社
クリエイティブプロダクツ事業部ITC企画開発部部長 長司重明
BCP 視点に基づいた防災センター、災害対策本部への連絡システム


シンポジウム
テーマ~日本経済の将来を牽引するエネルギー技術と課題~
<問題提起> 谷口富裕(前国際原子力機関(IAEA)事務次長)
「福島後のエネルギー技術戦略と原子力安全世界レジームの形成」
-グローバルな知のネットワーク化と社会システム・イノベーション-
<問題提起> 中垣喜彦(電源開発株式会社相談役)
「石炭火力発電のCO2削減など、発電技術の進化」
<パネリスト>谷口富裕(前国際原子力機関(IAEA)事務次長)
中垣喜彦(電源開発株式会社相談役)
湯原哲夫(キャノングローバル戦略研究所理事)
Islam Sharif (CEO, Infrastructure Development Company Ltd.)
<議長> 原丈人(アライアンス・フォーラム財団代表理事)


ソーシャル・イノベーション フォーラム(2011年12月10日開催)

〔アライアンス・フォーラム財団主催〕
ソーシャル・イノベーション フォーラム 
~グローバル

○イベント趣旨
いま、国際機関や政府による途上国支援だけではなく、民間の組織によるビジネスを介した支援や、従来にない画期的な技術・方法を用いた支援に注目が集まっています。いわゆるソーシャル・イノベーション(ビジネス)、BoPビジネスといわれるものです。

一方で、途上国内では具体的にどのような取り組みがなされているのか、知る機会はあまり多くありません。今後の途上国に対する支援の1つのあり方として、従来の日本の経験を踏まえながらも、新しい技術・手法を積極的に活用した支援策を打ち出すことが求められています。
 
今回の「ソーシャル・イノベーション フォーラム~グローバルキャリアを築くために」では、このような新しい分野について、日本の国際協力の牽引役であるJICAにおいて、前アフリカ部長を務めた押山和範(現アライアンス・フォーラム財団執行役)が、世界の現状と自身の経験を交えた講演を行います。また、途上国のソーシャル・ビジネスの最先端・バングラデシュでインターンシップを経験された青木翔平さん(東京大学大学院生)、藤原牧季さん(元外資系金融機関勤務)によるプレゼンテーションをご用意しております。

当該分野に関心をお持ちのみなさまの、ご応募をお待ちしております。

○イベント概要
【プログラム】
14:10 受付開始
14:30 オープニング(趣旨説明)
14:35 押山和範 講演会
「新しい途上国支援~ソーシャル・ビジネス、BoPを通じた
持続可能な開発」(仮題)
15:15 質疑応答・意見交換
15:40 青木翔平さんプレゼンテーション
「BRACNetでのインターンシップ」(仮題)
16:05 藤原牧季さんプレゼンテーション
「mPower Social Enterpriseでのインターンシップ」(仮題)
16:30 質疑応答・意見交換
17:00   クロージング
※みなさまからの質疑応答・意見交換の時間を多くご用意しております。

【参加費】
当日受付にておひとり様 500円
(過去に当財団主催バングラデシュ・スタディツアーに参加者は無料)
 
【定員】
90名
 
【このような方にオススメ】
・新しい途上国支援(ソーシャル・イノベーション、BoPビジネス)について知りたい方
・途上国支援のキャリアを目指したい方
・日本・海外関係なく、社会貢献に関わりたい方

【会場】
JICA研究所 6階 600号研修室
住所: 〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5  
交通アクセス:  http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html
JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」4番またはA1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩10分
 
【お申込み方法】 
12月8日(木)までに以下のフォームからお申し込みをお願いします。
http://p.tl/2BXI
(※定員になりましたら締め切らせていただくことがございますのでご了承ください)

申込後、キャンセルされる場合は12月8日(木)までに、
aff.event※gmail.com(※を@に変えて送信ください、担当:中村)までご連絡ください。

○講演者紹介
押山和範 (アライアンス・フォーラム財団執行役、前JICAアフリカ部長)
民間企業を経てJICAに31年勤務。その間、アジア、アフリカを中心に幅広く事業を担当。 在外経験はケニア、スイス等。最近では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に出向し、 アフリカの復興支援を担当。 2011年6月にJICAを退職し、同年9月からアライアンス・フォーラム に勤務。

11月25日開催 アフリカ・レポートイベント

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『第1回アライアンス・フォーラム・レポート
~アフリカでのソーシャルイノベーションの取り組み~』のご案内


アライアンス・フォーラム財団のアフリカでの活動報告として、「第1回アライアンス・フォーラム・レポート ~アフリカでのソーシャルイノベーションの取り組み~」 を11月25日(金)に開催致します。

※このたび応募者多数のため会場の変更となりました。(2011年11月18日)
【変更前】
三井別館
東京都中央区日本橋室町3丁目1-20(http://g.co/maps/yda2z

【変更後】
JICA地球ひろば セミナールーム401
東京都渋谷区広尾4-2-24(http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

 

アライアンス・フォーラム財団は、次の時代の新たな基幹産業を創生すべく、活動を展開しています。その核となるのは「技術を使って世界を変える」ことです。

本報告会では、アフリカでのソーシャルイノベーションの取り組みと題しまして、本財団が深く関わっているタンザニアマイクロファイナンス組織「フレンズ・オブ・マツマイニ」 の活動報告、そして、スピルリナ・プロジェクトのザンビア共和国における活動内容、および現地とつないで現場の生の声をお伝えいたします。
会場では、スピルリナの試食会も行い、実際にスピルリナを味わっていただきます。

マイクロファイナンスとは、貧困状態にあり、商業銀行からの融資を受けられない人々を対象とする無担保で小規模の貸付、貯蓄、送金、保険などの金融サービスです。貧困層の生活を大幅に改善させる可能性を秘めたイノベーティブなサービスです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/

スピルリナ・プロジェクトとは、たんぱく質含有量の高い食用藻スピルリナをツールとして使い、途上国の栄養不良、飢餓、それらが原因で引き起こす様々な病気を撲滅するという目的を持った民間による新しい形のプロジェクトです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.allianceforum.org/developing/spirulina/

http://allianceforum.jugem.jp/ スタッフの活動レポート(ブログ)
【日時】
2011年11月25日(金)午後7:00~8:40

なお、当日は20分前の午後6時40分より開場しておりますので
午後7時までにご来場ください。
 
【会場】

JICA地球ひろば セミナールーム401
東京都渋谷区広尾4-2-24(http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

【プログラム】
<第1部>
○アライアンス・フォーラム財団の活動内容紹介
○マイクロファイナンスNGO「マツマイニ」の活動報告
    プロジェクトスキーム、融資状況 / インパクト、今後の方向性

<第2部>
○ザンビア共和国のご紹介(栄養不良の状況など)
○スピルリナプロジェクトのご報告
    プロジェクトスキーム、現状分析、効果測定など
○現地とのトークセッション
    パートナーNGO “Programme Against Malnutrition”担当者、    
    アライアンス・フォーラム財団の駐在員が参加予定

○スピルリナの試食

【お申し込み方法】
タイトルを「アライアンス・フォーラム・レポート参加希望」と明記の上、
info※allianceforum.org (※を@に変えてください)まで以下の内容をE-mailにて送信してください。

締め切りは11月23日(水)です。
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お名前:
ふりがな:
メールアドレス:
連絡先:
所属:
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ご参加お待ちしております!

アライアンス・フォーラム財団 途上国事業部門
http://www.allianceforum.org/
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-4-20三井第二別館7階
E-mail:info※allianceforum.org(担当 松 上・今 里)
(※はスパム防止のため、※を@に変換してご連絡ください)

アライアンス・フォーラムカフェを開催しました

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2011年6月4日、代官山のCARATO71にて、アライアンス・フォーラム・カフェ ~世界を変えるを仕事にするには~ を開催しました。

当日の様子はこちら(YouTube

当日は遠く愛媛や関西などから150名の大学生と社会人の皆様にお越しいただきました。
イベントでは、国際貢献を仕事にするにはどのようなキャリアパスがあるのか、またそれを実現していくためにはどのようなことが必要なのかという内容でディスカッションをおこないました。


 

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懇親会ではスピルリナを使った料理を囲み、参加者同士の情報交換、交流の場となりました。今後とも、初めてのイベントでしたが今後とも様々な形で皆様と交流できる場を作ってまいります。