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スピルリナ栄養教育における教材開発プロジェクト 第3弾教材が現地に

2015年4月より開始した創価大学Global Citizenship Program (GCP)5名の皆さんとの栄養教育教材開発プロジェクト。 
9月1日に引き渡しを受けた第3弾の教材は、次回財団スタッフのザンビア出張に合わせて現地に近々到着予定です。

栄養指導の紙芝居を届けに来てくれた学生さんと
※直接学生さんが届けに来てくださいました。

離乳食のことについて説明している紙芝居
※離乳食も今回の紙芝居用にわざわざ作ってくださったとのこと!

7月9日 ザンビアにて第2回目の教材を活用

第3回の教材到着前に、7月に現地に出向いた出張者が、第2弾の教材を活用してBSNPにて栄養啓蒙をしてきました。
この6月にこの学校に入学したばかりの高校生の生徒たち25名が対象でした。
「急性栄養不良」と「慢性栄養不良」の違いを説明し、2人の違った食習慣を持つ子どもの成長を表したストーリーです。

駐在員森長と太田(旭)が教材を活用しているところ
※生徒たちは真剣に紙芝居を見ています。

私たちがザンビアのこの地域で解決していきたい「慢性栄養不良」を知ってもらうために、様々な場面が展開していきます。
Aくん、Bくんという2人の異なる食生活を送っている男の子が登場。
①学校での様子(集中力の有無)、②テストの結果(満点、0点)、③将来の姿(医者になり多くの人を助けている、仕事がない)という流れで食事が自分の生活や将来にどのような影響をもたらすのかを伝え、最後はどちらを選択するか?というメッセージで締めくくっています。
また、このような分かりやすいストーリー以外にも、現実的な内容も学んでもらえるような内容も盛り込まれています。
特に慢性栄養不良の子とそうでない子の脳の違いのCT写真のシーンでは、一同相当驚いた様子。「これは病気じゃないの?」「どれくらい食べてないとこうなっちゃうの?」といった声も聞かれます。

脳の発達の違いを見ているザンビアの学生
※脳の発達の違いを見ている生徒たち。かなりインパクトがあった様子。

生徒からは「慢性栄養不良にはスピルリナがいいんじゃない?」という反応もあり、スピルリナを食べる量や頻度、そして効果が出るまでにかかる日数など深い興味を示すような質問も出ました。
今回の栄養教育では、対象となった生徒たちが新入生ということもあり紙芝居以外にも給食に配給しているスピルリナが持つ栄養素や、栄養素別の効果などについても触れました。高校生というだけあり、タンパク質やビタミン、ミネラル、炭水化物という名前は聞いたことがあるようでしたが、海藻という言葉を知らなかったり、栄養素の持つ働きについては答えられなかったりと、まだまだ栄養啓蒙の道のりは長そうです。しかし、ここで彼らに伝えるということは、彼らだけにとどまることなく、その家族そして将来持つことになるであろう自分の子どもや孫の代までも受け継がれていくはず。そう思うと今ここで彼らに伝えていくことの大切さを強く感じます。