
財団会長の原丈人は、米国大学院在籍中に起業し、ベンチャー・キャピタリスト(VC)としてアメリカのビジネス界で大いに活躍し、アライアンス・フォーラム財団でもVCの経験を活かし、日米企業とりわけ米国や海外のハイテクノロジー型中小ベンチャー企業の対日進出を戦略的事業提携(ストラテジックアライアンス)の形で協力し、先端技術分野における通商摩擦問題の解決に寄与して参りました。
また日本国内においても海外のハイテクベンチャー企業のエヴァンジェリスト(伝導師)として、以下のような支援を通し成長利益の源を日本国内の中小ベンチャーへ提供し産業の発展に貢献してきました。
● 国内大企業との合併による戦略的子会社を作り、将来のベンチャー予備軍を創る
● 国内のユニークなテクノロジーベンチャー企業の技術を海外の高成長ベンチャー企業に採用してもらう
また境界基礎研究分野の若手研究者へのフェローシッププログラムを提供し産業発展の持続性を保持する支援も行いました。
●コンピュータサイエンスとバイオサイエンスの境界領域の若手研究者へのフェローシップ助成 の原資を創る


ITアライアンスフォーラムは、1990年の発足以来、マルチメディア、半導体、ソフトウェア、通信といった分野を中心とする企業各社にご参画いただき、運営してまいりました。
本フォーラムでは、最新技術の成果共有や課題提起に関するプレゼンテーションを通じて、参加各社がそれぞれの専門領域における技術革新および市場拡大を志向する場として、重要な役割を果たして参りました。
フォーラムには、IT黎明期から革新的な技術を生み出し社会に提供してきた企業にご参加いただいておりました。
●通信およびネットワーク技術
AccessLine: 複数の電話番号を1つに集約するPCS技術を提供。
Broadband Networks: ブロードバンド通信市場向けのスター配線システムを提供。
3Com: ルーターやハブなど、スケーラブルなネットワークインフラ製品を展開。
Wollongong: オープンシステム標準に基づくネットワークコンピューティングソフトウェアを提供。
●ソフトウェアおよび開発ツール
Borland: ソフトウェア開発者向けの技術・サービスを提供。
Cognos: 企業向け情報システム開発用のソフトウェアツールを提供。
Macromedia: マルチメディアアプリケーション作成のためのソフトウェアツールを開発。
Remedy: サポートスタッフ向けのAction Request (AR) システムなどを提供。
Trinzic: クライアント/サーバーアプリケーション開発のためのツールおよびミドルウェアを提供。
●半導体およびハードウェア
Atmel: 高性能コンピュータや通信機器向けのメモリおよびロジック半導体を製造。
Cirrus Logic: アナログ・デジタルシステム機能のためのソフトウェアと集積回路を提供。
Kopin: スマートスライド画像デバイスを用いたフラットパネルディスプレイ製品を製造。
Zoran: 画像圧縮やデジタルビデオ・オーディオ処理のためのVLSI製品を供給。
●特定分野向けソリューション
Aeon: バーチャルリアリティ製品の開発・市場化。
Alis Technologies: 多言語環境向けのコンピュータ製品を提供。
PictureTel: ダイアルアップビデオ会議業界の世界的リーダー。
Silicon Graphics: 3Dコンピューティングやビジュアルコンピューティング技術を提供。
バイオ・アライアンスフォーラムは、1993年の発足以来、創薬・製薬企業をはじめ、技術・開発分野の企業や研究機関の皆さまにご参画いただいておりました。
本フォーラムは、技術・研究の最新動向や課題の共有を通じて、参加組織同士の連携を深めるとともに、新たな事業提携の機会を育む場として発展して参りました。
1997年、石川県で開催したフォーラムを、北國新聞様に取り上げていただきました。
●遺伝子情報・解析技術
Affymetrix: VLSIPS技術を用いた高密度DNAプローブアレイ「GeneChip」システムを開発。
Millennium Pharmaceuticals: 疾患の遺伝的基盤に基づいた治療薬や診断薬の開発。
Mercator Genetics: 疾患原因遺伝子を特定するための効率的なアプローチを開発。●創薬・分子設計技術
Alanex: PDPS(Pharmacophore Directed Parallel synthesis)を用いた化学的に多様な小分子ドラッグの創出。
Arris Pharmaceuticals: 理論的創薬(Rational drug design)による、経口投与可能な小分子有機薬の開発。
Shaman Pharmaceuticals: 熱帯植物の民族植物学的な知見を活用した新薬探索プロセス。
Terrapin Technologies: コンピュータを用いた疾患標的の「フィンガープリント」作成とリード候補の選定。●神経・中枢神経系(CNS)疾患
Cambridge NeuroScience: イオンチャネル遮断薬および成長因子タンパク質を用いた神経障害治療薬の開発。
Cephalon, Inc.: 神経変性疾患や神経損傷の予防を目的とした治療薬の開発。
CoCensys: 神経受容体に基づくCNS治療薬(虚血、てんかん、睡眠障害等)の開発。
Guilford Pharmaceuticals: 脳腫瘍、脳卒中、パーキンソン病等のCNS疾患治療薬の開発。●遺伝子治療・細胞移植
Cell Genesys: 遺伝子標的技術を用いた細胞移植や治療用タンパク質の開発。
Somatix Therapy: 遺伝子改変細胞を用いた体内での治療物質生成・送達技術。
Viagene: レトロウイルスベクターを用いた遺伝子導入治療技術の開発。●その他
Alkermes: 血液脳関門を通過する薬物送達システムの開発。
Aviron: ウイルス感染症予防のための遺伝子組み換え生ワクチン開発。
NeXstar Pharmaceuticals: リポソーム製剤およびSELEX技術を用いた医薬品の開発。

ワールド・アライアンス・フォーラム・サンフランシスコ(以下、WAFSF)は、再生医療の産業化を加速させ、新たなビジネスチャンスを創出するために立ち上げた国際的プラットフォームです。
1. 技術・戦略・制度が交わり、イノベーションの社会実装を加速させる場
WAFSFは、革新的な技術の商業化・産業化に焦点を当てています。単なる研究発表の場に留まらず、持続可能な社会へのインパクトを目指した具体的なビジネス戦略や、ファイナンス、規制、インフラといった産業課題を議論する実践的な場です。
2. 世界トップクラスのネットワークへの参画
WAFSFでは、ノーベル賞受賞者、最先端の研究者、大手製薬企業、そしてバイオベンチャーの経営層が一堂に会してきました。
登壇者には、 山中伸弥教授(2012年ノーベル賞受賞)、ポール・バーグ博士、高橋政代博士など、業界を牽引するリーダーが登場し、参加組織もジェネンテック、アステラス製薬、武田薬品、富士フイルム、ロート製薬、ロシュといった大手グローバル企業から、注目のスタートアップまでが名を連ねてきました。
3. 日米連携と「日本の新市場」へのアクセス
日本政府との共催により、日本の新しい再生医療等製品の早期承認制度や国家戦略特区に関する最新情報を得ることができます。日本発のイノベーションと米国のエコシステムを繋ぐ触媒(カタリスト)として、日米間の戦略的パートナーシップを構築する絶好の機会を提供しています。
4. 戦略的パートナー探しの場
WAFSFは、研究開発パートナーシップや、新たなビジネス機会を特定するためのネットワーキングを目的としています。急速に成長する再生医療市場において、次なる成長エンジンを見出すための稀少な機会として、再生医療関連企業、プラットフォーム技術を持つ企業、ベンチャーキャピタル、投資家、政府関係者など、産業を形成する全ステークホルダーが集います。
アメリカでの活動
国連経済社会理事会 特別諮問非政府機関 アライアンス・フォーラム財団は、1985年アメリカのサンフランシスコで活動を開始しました。
財団創立当初は、日本と海外の企業間連携および事業提携を推進する活動が主となり、国境を越えた先端技術の共有を実現することで、新たな基幹産業の創出に貢献して参りました。また、この活動は米国や海外のハイテクノロジー型中小ベンチャー企業の対日進出を戦略的事業提携(ストラテジックアライアンス)の形で協力し、先端技術分野における通商摩擦問題の解決にも寄与いたしました。
<主な活動>
●インフォメーションテクノロジー・アライアンスフォーラム(毎年開催)
マルチメディアアライアンス・インタラクティブメディアアライアンス
原財団共催、外務省、通産省、郵政省、科学技術庁、米国大使館ほか後援
●インターネット・アライアンス
原財団・(社)中部産業連盟共催
●バイオ・アライアンスフォーラム(毎年開催)
原財団共催、外務省、通産省、郵政省、厚生省、農水省、科学技術庁、米国大使館ほか後援
その後、企業、研究者、業界団体、政策立案者が一堂に会し、再生医療など先端医療技術の事業化と産業化に向けて議論するプラットフォームとして、 2013年から毎年World Alliance Forum in San Francisco(WAFSF)を開催しています。








