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番外編:ブータン王国への短期出張

クズザンポーラ!
・・・
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ゾンカ語です。
・・・
・・・
ブータンの公用語で、「こんにちは」という意味です。
文末に「ラ」をつけると丁寧な表現になります、はい。
アッサラーム・アライクム。バングラデシュ在住の本村です、こんにちは。

8月30日(日)~9月5日(土)の7日間、ブータンに海外出張してきました。今回のバングデシュ日記では番外編として、印象に残ったブータンのあれこれと、ブータン短期出張での仕事の内容を簡単にお伝えしたいと思います。

ブータンの農村と都市の様子
※どこか懐かしさを感じさせる、棚田もある農村風景      ※首都ティンプーのBhutan Kitchenから望む都市風景

実は、バングラデシュとブータンは近いのです。空路なら、ダッカから、山間部にある世界で一番着陸が難しいと言われるパロ空港まで1時間ちょい。バングラデシュまで遊びに来てくれる奇特な友達たちに、ブータンにいつ行くか?今でしょ!(古い)と提案したいぐらい。位置的には。

ところがどっこい、お予算的には、一般的な観光客は「公定料金」として、一名一泊200USドルから250USドルかかります。公定料金には、宿泊費、三食の食事代、交通費、英語ガイドの費用などが含まれます。悩みどころですが、それだけのコストを払っても、訪れる価値がブータンにはある、というのが私の結論です。

左:国王夫妻の写真、右:ブータン料理  
※至る所で見かける、ワンチュク国王夫妻の看板       ※たっぷりの唐辛子をチーズで煮込んだエマダツィ

日本では、「幸せの国」として知られるブータン王国。
総人口は約75.3万人(2013年:世銀資料)。一方、バングラデシュ首都ダッカの総人口が約1,464万人(Wikipediaより)なので、ブータン全土には、一国の首都ダッカの19分の1ぐらいの人口しかいないわけです。ちなみに、日本との比較でいうと、ブータン人口は島根県と同じ規模で、面積は九州とほぼ同じです。

左:野良犬 右:ティンプーにあるナショナル・メモリアル・チョルテン 
※殺生をしないために、ブータンは野良犬天国       ※ティンプーにあるナショナル・メモリアル・チョルテン

さてさて、今回の短期出張の目的のひとつは、当財団が株式会社ハルカ・インターナショナルと共同で実施してきたJICA「日本の有機きのこ栽培技術導入による小規模農家の生活向上事業準備調査(BOPビジネス連携促進)」の「開発効果 / JICAとの連携」担当団員として、ベースライン調査を行うというものでした。調査方法としては、他記式(調査者が聞き取って記入する)の質問紙調査を選び、首都ティンプーと、空港があるパロの小規模農家10世帯を対象にしました。同調査は、他の日本人調査団員と、ゾンカ語と英語の通訳を務めてくれた、王立きのこセンター(NMC: National Mushroom Center)の女性職員と実施しました。質問紙の内容としては、性別や年齢などの基礎情報に始まり、きのこを含む農産物の種類・収穫量・収入、支出、きのこ栽培に必要な資材の調達先や料金などを聞き取りました。

左:通訳の女性、右:きのこ農家の女性
※通訳を務めてくれた、王立きのこセンターのDechen      ※お話を聞かせてくれた、きのこ農家の女性のひとり

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※質問紙調査で訪れた農家で出して下さったビッグ胡瓜     ※質問紙調査の途中で出会った、小規模農家の子供

基礎情報を問う質問のなかで、ブータンらしく作ったのが、結婚ステータスの回答選択肢でした。というのも、ブータンは一夫多妻制だからです。調査の実施時には、結婚していると答えてくださった後に、「では、奥さんは(旦那さんは)何人ですか?」と聞くと、みながくすりと笑ってくれました。実際には、複数の妻を養える経済力のある一部の人以外、たいてい奥さんはひとりとのことですが・・。

個人的に、ブータンで本当に印象的だったのは、花々の鮮やかさです。どうしてこんなに奇麗に、弾けんばかりに咲けるんだろう・・と思わずにはいられませんでした。最後に、ブータンで撮った花々の写真を皆さんにお送りして、今回のブログの締めとさせていただきたいと思います。

左:鮮やかなひまわり 右:ピンク色のバラ
※ブータンに着いて、最初に目に飛び込んできた向日葵    ※はちきれんばかりに咲いていた、鮮やかな色の薔薇

左:ピンクの朝顔、右:深紅のボリューム感のある花  
※早朝の散歩の途中で見つけた、ブータンの朝顔      ※深い赤にノックアウトされそうな、名称不明の花

最後に・・・カディンチェラ!(ゾンカ語で、ありがとう)