Alliance Forum Foundation

  • ライブラリ
  • お問合せ
  • Jpn
  • En

その他 ニュース一覧(全9件)

2023 Asia Summit on Global Health 原丈人が登壇しました!

その他

2023年5月17日、アライアンス・フォーラム財団会長の原丈人が、Asia Summit on Global Health(ASGH)にてパネルディスカッションのゲストスピーカーとして参加しました!
開催報告記事

Alliance Forum Foundation Asia 設立!

その他

アライアンス・フォーラム財団は、アジアでの経済と社会発展のため、香港にAlliance Forum Foundation Asiaを設立しました。
開催報告記事

ケネス・カウンダ氏を偲んで

その他

2021年06月17日、アフリカ南部ザンビア共和国において、同国初代大統領であり、当財団と深い関わりがありましたケネス・カウンダ氏(Kenneth Kaunda)が逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表明致します。

同氏は、1964年英国統治下のザンビア(当時、北ローデシア)を独立に導きました。また、英国植民地下の周辺国(南アフリカ共和国、ジンバブエ共和国、ナミビア共和国等)の独立運動を支援しました。同氏は独立後、主力輸出品である銅鉱石の利益が海外資本に吸い上げられる等、ザンビアが搾取されていた状況から、企業を国有化し利益がザンビア国内に還元できるようにしました。その結果、現在のザンビア国立大学他、教育機関、病院・医療施設等が生まれました。しかし、1970年代頃には、こうした政策が欧米諸国から社会主義だと批判され、経済制裁を受けた結果、非常に貧しい状況に陥り、政権交代が為されました。

同氏は当財団のアフリカ企業使節団や学生使節団とも会見して下さり、「私が大統領の時に公益資本主義を知っていれば、社会主義と間違われなくてもよかった。もっと早くに知りたかった。健康で教育を受けた豊かな中間層は社会主義でも英米型の株主資本主義でも実現は無理だ。公益資本主義こそが解決する」ということ、「英国の植民地になり、諸部族の言語が英語に置き換えられたことが、一番の問題であった。言葉は文化である。自国語を失い英語(征服者の言葉)に置き換えられた民族は、誇りを失い属国となる」と常々言っておられました。

当財団は、同氏の理解と協力により、2008年頃から当時5歳未満の子どもの約4割が栄養不良とされる課題の持続的な解決を図るべく、アフリカ原産高蛋白質の食用藻(スピルリナ)による事業を開始しました。また、同国首都ルサカ市に本部を持つ東南部アフリカ市場共同体(COMESA)との連携による、中央銀行・マイクロファイナンス機関の実務者向け金融制度改革研修・政策提言(2014年~2016年)を実施して参りました。

当財団は、ケネス・カウンダ氏の財団活動への多大なる貢献に深く感謝し、故人の冥福をお祈り申し上げると共に、今後も同氏の遺志を引き継ぎ、活動して参る所存であります。

news_202106_image01

news_202106_image02

2009年ザンビア共和国ルサカ市にて (左:原丈人代表理事、右:ケネス・カウンダ氏)

2021年06月
一般財団法人アライアンス・フォーラム財団

ファズレ・ハサン・アベッド氏を偲んで

その他

Abed2-3

2019年12月20日、バングラデシュ人民共和国ダッカ市において、BRAC(Bangladesh Rural Advancement Committee)の創始者兼会長であり、当財団と深い関わりがありましたファズレ・ハサン・アベッド氏(Sir Fazle Hasan Abed KCMG)が逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表明致します。

ファズレ・ハサン・アベッド氏は、1972年にバングラデシュ北東部の辺境地において、独立戦争終結後、帰郷難民の生活復興支援のためBRACを立ち上げました。47年経過した今、BRACは世界でもっとも影響力のあるNGOの一つとなり、世界1億人以上の人生を支援して来ました。BRACは、途上国開発、マイクロファイナンス、公共事業、大学、銀行を含む多くの投資活動を、アジア・アフリカの11か国と米国・英国・オランダの支部にて実施しています。2009年2月には、バングラデシュおよび世界各国における貧困緩和の功績に対し、英女王より聖マイケル・聖ジョージ勲章ナイト・コマンダー(KCMG)を授与されました。

当財団は、ファズレ・ハサン・アベッド氏を通じて、BRACとの連携により、2009~2014年にかけ、7回のマイフロファイナンス・コースを発祥の地、バングラデシュにおいて開催しました。日本企業・大学、またアフリカから多数の受講者が参加し、専門家の育成を行いました。2014年以降、アフリカCOMESA(東南部アフリカ市場共同体)19か国の中央銀行、マイクロファイナンス機関の実務者による共同提言につながり、世界的規模のマイクロファイナンスを通した貧困削減への取り組みとなりました。

Abed+GH

2010年3月ダッカにて
(左)アベッド氏、(右)原 丈人代表理事

当財団は、ファズレ・ハサン・アベッド氏の財団活動への多大なる貢献に深く感謝し、故人の冥福をお祈り申し上げると共に、今後も同氏の遺志を引き継ぎ、活動して参る所存であります。

2019年12月
一般財団法人アライアンス・フォーラム財団

代表理事の原が、国際ワクチン研究所を訪問

その他

2015年9月23日に国連関連機関 International Vaccine Institute(IVI)本部を代表理事の原が訪問しました。

アライアンス・フォーラム財団のアフリカにおける栄養不良改善の状況報告や、IVIの途上国におけるワクチン支給の現状について意見交換し、今後、相互協力できる点がないかなどの議論が交わされました。
また研究現場の見学の後には、今後の研究の方向性についてや、薬品の政府許認可の制度設計についてなど、多岐に渡る議論が繰り広げられました。
会議には韓国大手製薬会社Green Cross社長他、IVI創設者であるCho博士など多数が参加しました。

International Vaccine Institute本部を訪問した時の写真
※IVI訪問時の写真です。

12