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【味の素「食と健康」国際協力支援プログラム2016年支援事業】に当財団のプロジェクトが助成先として選出されました。

途上国支援事業関連

味の素グループが途上国の人々の生活の向上を目指し、「食・栄養分野の国際協力」の現地活動に対し助成を行っている【味の素「食と健康」国際協力支援プログラム 2016年支援事業】にアライアンス・フォーラム財団が実施する「食物へのアクセス制限がある塩害地域の子どもの栄養改善プロジェクト」が選出されました。

このプログラムは2016年4月~2019年3月の3年間に渡り、財団の拠点の一つがあるバングラデシュ人民共和国で実施されます。
現地のNGOとの協働により、塩害により農業活動が制限されている地域の子たちの栄養不良改善を促進していきます。

具体的な活動内容としては、

1.現地スタッフ、ならびに栄養ボランティアへの栄養指導等の研修実施
2.キーフーズ調査の実施とそれに基づく現地の事情に則したレシピの考案や調理実習の実施
3.地域の栄養啓蒙活動拠点としてのコミュニティ集会所の立上げ

を実施します。
このプロジェクトに係る直接/間接受益者は約9,000名に上ると算定されています。

<事業概要>
事業名:食物へのアクセス制限がある塩害地域の子どもの栄養改善プロジェクト
実施国/地域:バングラデシュ人民共和国 クルナ管区 バゲルハット県
実施期間:2016年 4月 1日 ~ 2019年 3月 31日 (3年間)
主な活動:
・現地スタッフやCommunity Nutrition Volunteerに対する研修の実施
・キーフーズ調査の実施、その結果に合ったレシピの考案、調理実習の実施
・地域の栄養啓蒙活動場所となるCommunity Houseの立ち上げ

詳細は、味の素株式会社のホームページからもご覧いただけます。

<キーフーズ調査とは?>
キーフーズとは、「地域で入手しやすく手の届き易い価格や条件の食材で構成され、その地域の食を支えているいわば“Key=鍵”となる料理」を指します。食物ベース食生活指針(Food-based Dietary Guidelines)によって提言された概念に則り、キーフーズを抽出することによって地域住民の食事内容を栄養素ベースで考察・不足または過剰に摂取する栄養素を食物ベースで調整するレシピの開発が可能となります。

本プロジェクトのキーフーズ調査では、本事業の対象年齢である5歳未満児が暮らす家庭を訪問し、24時間思い出し法によって食事内容をヒアリングします。キーフーズはその地域のサンプリング世帯の食卓に出現した食事を総合的に考察することで抽出することが可能で、その食材構成別喫食量に基づき栄養価を計算することで、対象年齢児童における不足と過剰にある栄養素を算出することができます(現地に信頼できる食物成分表がない場合、喫食食物構成の増加や増量の程度から不足と過剰を概算的に計上します)。また、同時に自給自足食糧の量や種類、食費予算、食材の入手先及び購入頻度などもヒアリングすることから、不足している栄養を食物ベースで補うための食材を、地域の食物へのアクセス状況を考慮しながら考察することが可能となっています。過去の実績から調査時間は1世帯につき30分~40分程度となっており、回答者である主調理者の負担を最小限におさえつつ最大限に情報を入手できる調査となっています。これは、バランス良く栄養が摂取できるレシピを開発するための中心技術と言えます。